1つの“わかった”は、1つの“わからない”の始まり

体軸法指導塾では、質問はフリーです

つまり、どんな質問もOKそんな雰囲気を創るよう、努力しています。

昨日の指導塾は日曜クラス、第2回目でした。

指導塾の第1部の体軸法レッスンでは、普通のクラスとは少し違い、動きの検証や確認という要素を取り入れています。なぜ、いつもこの動きをしているのか?という根拠をそれぞれが考えながら動かすというちょっとしたアドバンス要素があります

第2部からは代表も交えての学習&ワークタイム。第1回でやった“心ー動ー身”というテーマを再確認、そして自分なりにどう考えたのか?という自分の考えを参加者の前でプレゼンします

学習は、講師⇒参加者というやり方で行うと、身につきにくいというのが私や代表の発想。自らの考えを言うことによって、はじめて、咀嚼され、理解されるのだと思っています

そして、その考えを否定せずに、検証することこそがお互いの学習なのでしょう

★わかったということは、新たなわからないの始まり★

1つの“わかった”は、そこが終わりではなく、新たな“わからない”の始まりのようにいつも感じます

わかった、ということで生じた疑問(わからない)を、またわかり、また疑問が生じる、そんな繰り返しこそが学習であるということで、たとえ一つの物事に関しても同じことが言えます。

それが深めるという作業なのかもしれません

わからない⇒わかった、というたった1回の作業で、できる信念など薄っぺらいものであり、1回わかっただけですべてがわかった気になるのは大きな勘違い

だから、昨日理解した心ー動ー身と、3か月後に再確認する心ー動ー身では、深みが違うということです。大きな意味で言えば、だから指導塾は3年間必要なのだと言えます。

現在、ありがたいことに問い合わせが増えています。4月には、もしかしたらもう1クラススタートするかもしれません。

全部で4~5クラスあると万が一これなかったときでも、他のクラスを振替受講できるシステムが安定します。

でも代表とは、一つひとつのクラスがおろそかにならないように、4~5クラスでいったん打ち止めにしようという話になっています

情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子