動く事と感情の連鎖

いやいや、久しぶりの更新です、森田愛子です

暑さに負けていたわけではありません(苦笑)色々と立てこんでいたので更新は代表にすっかりお任せしていました。また今日から復活します!

さて、今日のテーマは小難しいですね。

動きと感情の連鎖・・・

動きと感情は常に連動しているということですね。

例えば、イライラしていると動きが粗雑になったり、動きが粗雑になるとイライラしてきたり、ということです。

この動きと感情の連鎖、特に不調に繋がる連鎖をいかに断ち切れるか?が体軸法のレッスンでは重要なポイントです。断ち切るというよりも、むしろそのシステムを利用してしまうというものです。

代表は常々「感情を動きに反映させない」そのためには「動きから感情をコントロールする」ことが一つのヒントと言っています

言い換えれば、感情に反映されていない動きを身体にインプットする、そうするとその動きは感情に反映されにくくなるという考えです。←わかりづらくてすいません

これが動きを変えれば、感情も変わるというものです。

感情からコントロールすることは非常に困難ですので、動きから感情をコントロールすることの方が簡単なのです

レッスンで、繰り返し繰り返し動くのは、動くことで感情に反映されない動きを身体にインプットするためです

もちろん、日常において感情を動きに反映させない努力も必要です。

以下は代表の言葉をそのまんま書きますね。

「そもそも感情の波を起こさないなど不可能なことは言わない、でも感情の波を動きに反映させてしまうのは、健康という視点からみると賛成できない。

例え、その感情が落ち着いたとしても感情が動きに反映されたという事実だけは記憶として残ってしまう。

起こった感情を動きに反映させなければ、行き場がなくなった感情は、時間の経過と共にどこかに消えてしまう。そしてその痕跡(動きと感情の連鎖という記憶)を残さないため、何ら悪影響をもたらさない。」

何ともわかりづらい文でしたが、誤解のないようにそのまんま載せました

動きと感情は連鎖している、だから感情は動きに出る、表情や姿勢は動きの積み重ね、だから動きや形をみるとその人の感情や深い課題などが手に取るようにわかることがあるのです。もちろん人の感情や課題を読みとるためには観察する習慣や訓練が必要ですが・・・

気持ち悪いことですが、代表から「今、何か考えようとしているけど考えられなくて、だから考えてるフリしているでしょ」などズバリ言われることもあります。

このように動くということは単純に体操だけでもなければ、身体の再教育だけでもないということがこういうところからわかると思います

動くというのは人間そのものをつくるもので、今の動きは未来の自分をつくる、人生そのものだと私は思います

情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子