連載(4)セルフイメージの応用

前回はセルフイメージの事をお話しました。

今回はそのセルフイメージを応用したお話をします。

感覚保存のお話は以前にしましたが、感覚は何かある「対象」から得られます。

いい感じ、何だか好きな感じ、というような感覚です。

その対象は、人・物・土地など色々とあると思います。

この得られる感覚は実は重要であり、その感覚を自分に取り入れる、つまりコピーすることができます。

海外旅行に行って帰ってきた人間と多忙な仕事に忙殺されている人間を想像すればわかります。

人間は、色々な事から影響を受けています。無意識でその感覚をコピーされているのです。

一生忘れられない出会いなどは、強烈な感覚として残るでしょう。

そういった感覚が知らず知らずの間に体にコピーされて、個性が作られると思います。

また、正常な人間の腰の感覚を腰痛の人間の腰にコピーできる人もいます。いわゆるヒーラー、ヒーリングという事の一種です。

自分がなりたいセルフイメージとは、その感覚を意識的にまとうという事になります。

自分自身で、自分にコピーする感覚を選ぶという事です。

自分の周りも自分の好きな感覚をコピーし、まとう事ができます。

スピリチュアルスポットという言葉が一時はやりましたが、今あなたがいるその場自体を常にスピリチュアルスポットにすることが大切ですね。

そしてあらかたコピーが出来たら、また新たな感覚をコピーする、その中で科学反応が起こり、うまく一つとしてまとまってきます。

ここまでくるとその人が持っている雰囲気が変わります。

セルフイメージは、なりたい感覚をまとう、という表現も出来ると思います。

だから大事なのは、何をするにも頭や目で理解するのではなく、肌で感じる事なのです。その肌で感じた事があなたを作っていくはずです。

感覚保存とセルフイメージはある意味においては一つと言うこともできるかもしれません。

代表が難病を治す際に苦労した事は、感覚をまとう、その模範、つまり難病を治した人間がいなかった事があり、その感覚、セルフイメージを一から自分で作る必要があったという事らしいです。それでも不可能ではなく1年くらいあれば変わりますので、要は誰にでも出来るという事ですね。

情報提供:渋谷の小さなヨガ・整体サロン“Office K-Raku”