覚悟と行動の不一致

 覚悟と行動の不一致。

 その覚悟と、行動は一致することで初めて、その行動が意味を持ちます。

 特に、上に立つ人間に覚悟と行動の不一致が出る事は、その組織・コミュニティに致命的な痛打になります。

 なぜならば、その元に集まっている人が迷ってしまうからです。

 私自身、体軸法に力を入れるというのが今年の覚悟。

 それに対しての行動は・・・

 6月から治療の仕事を大胆に減らして、体軸法にかける時間を作りました。

 治療家が治療を減らすということは10年以上治療してきた立場からすると恐ろしく不安なことです。

 苦渋の決断であったということは言うまでもありませんが、覚悟を決めてしまった以上は、そのためにやるべきことをやらなければなりません。

 体軸法(ヨガ)や治療に参加する方が、講習会を受講される方が安心して参加していただく為のことです。

 今、リアルタイムで、ある組織の覚悟と行動の不一致を目の当たりにしています。トップの覚悟と行動のギャップが、そこにいる人達を不安にされ、混乱させてしまっています。

 一貫性のある行動。

 どんなに素晴らしいものでも、そこに一貫性がなければ、それに関わる人が混乱してしまう、自分自身、とても意識するところです。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史