生きる事

 森田敦史です。

「病気を治す事と自分の生き方を考える事は同義」

 寝たきり・肢体障碍者・難病などの患者さんを多く治療する機会があります。そんな患者さん達を接していると治療家が、医療従事者が今まであまりやってこなかった重大な事実に直面します。

“生きる事という答えの出ない問いかけ”

 私にとって治療とは、易学分析とは、塾とは、来てくれた相手にたいして、「生きる」という答えの出ない問いかけをしているつもりです。

 なぜならば、その人の生き方と健康は分けて考える事ができないくらい密接に関係しているからです。

 健康を説く者である以上は、密接に関係している生き方という課題に触れないという事はできません。

 生きる事を考えさせられる立場であると同時に、生きる事を考えていただけるような環境やきっかけをつくる立場であることも忘れてはならないと考えています。