治療院の有り方を考えさせられたコーヒー談話

マスター「どうしてあなたのところに来る人は、みんなまじめな方なの?」

治療室の近所にこだわりのコーヒ屋さんがあります。そのコーヒー屋さんにはヨガや治療に来る方が頻繁に利用しています

先日、そのコーヒー屋さんでの一コマです・・・

嬉しい言葉じゃないですか~

その答えは・・・

私がまじめな方しか来れないように強烈な結界を張っているからです(笑)何をもって真面目なのかはわかりませんが、自分で言うのもなんですが私も代表も愚直なまでにクソ真面目です

中途半端な気持ちや、遊び半分、治してもらいたいと思って来る方は必ず1回で来なくなります。

でも私はそれでも構いません

私も代表も、まじめに身体を治したい、健康を手に入れたい方しか眼中にないからです。治してほしければ他に行けばいい、だって今たくさん治療院があるじゃないですか?

そこに行けばいいんですよ。単純な話

たくさんの治療院があるなかで、真剣に健康になりたい、自分の力で健康になりたいという方の欲求を満たす、サポートできる治療院はほとんどないと言いきれます

治して欲しいという受ける側の“治して欲しい”ニーズ。
それ答えるように技に磨きをかけて応じる治療家の“治してあげる”ウォンツ。

欲求に応じることは良いのですが、限度を超えると逆効果になります。治してあげる的な一方的施し治療が、どれだけ未来の病気や不調の種を生んでいるか・・・

その時の効果(小成)が未来の健康(大成)の妨げになってはいけません。やる方も受ける方もこれをよく考えて治療というものを使わないとダメですね

さらに、そこにオファー(提案)がないのが残念でなりません

いくら良い治療を受けていても、自分の心身の感覚・感性を育てないと後々苦労するよ、自分の心身は自分でコントロールするしかなく、それに向き合うことでしか健康は得られないというのが私達の社会に対するオファーです

治療院に通って一時の楽以外に何も得られないという体験をした方や覚悟を決めた方にはピンとくるようです。

事実、覚悟を決めた方が続々と結果を出しています。自分の力でね

私と代表の仕事は、そのピンと来た方達とのご縁を大切にし、それを望む人が参加しやすい環境を整え、少しずつオファーの輪を広げていくことにあります

体軸法を広めるなどは結果論です。体軸法を広めても、オファーが伝わらなければ何の意味もありません

今、体軸法に触れている方達は少なからず、この事に共鳴してくれているものだと思っています。だから、真面目な人が多いんだと思っています

私も代表も、自分の事を褒められるより、自分と関わりのある、大切にしている人を褒められることの方が1億倍嬉しいですね

情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子