巻き、巻かれ・・・

 森田敦史です。

 長いものには巻かれろ、という言葉はあまりポジティブな意味では使われない言葉ですが・・・

 これには巻かれる立場と巻く立場があり、それぞれに抱える“事情”があり・・・

 巻かれるのも大変だけど、巻く方も大変かもしれない・・・

 この関係性はある意味、陰陽の成立かもしれないと一人思うこともあり・・・

 互いの立場を本気になって考えたとき、はじめて話し合いというものが存在できるのかもしれないと思う今日この頃・・・

 ある一つの考えを、まず徹底的に肯定的立場から検証し、今度は徹底的に否定的な立場から検証、その検証した結果を一つの目的のもとに戦わせる、要は自分の中に否定派人間と肯定派人間を同居させ、それぞれにその立場の正当性をプレゼンさせる。そうするとなぜか新たな考えがポンッと生まれることが多々ある。

 折衷案というやつですが、折衷は妥協ではなく調和、新たな価値創造であると信じて疑いません。