健康になるための掟5

「大切なのは土作りの取り組み」

治療をしてもすぐ戻る。

すぐ戻るか戻らないかを判断する目安。

色々と考え方はあるとは思いますが、私がこう考えます。

「その人のベースとなっている能力がちゃんとできているかできていないか?その度合いで決まります。」

ベース能力が高ければ、不調になりにくく、なっても回復が早い。逆にベース能力が低ければ低いほど、不調になりやすく、なったら長く、あちこちに出やすい。ということになります。

いつも言うように“土”の出来です。

慢性的に身体を壊している人は、ベースとなっている能力が低下しています。つまり、おいしい野菜が出来る土壌ではないということです。

ベースとなる能力とは?

  1. 頚が解放されているかどうか?
  2. 腹部が解放されているかどうか?
  3. きちんと歩けているかどうか?
  4. 呼吸が出来ているかどうか?
  5. 所作が出来ているかどうか?

この5つで一つのパッケージです。

どこか一つが良いとかダメとかはなく、例えば、所作が出来ていないと呼吸も出来ていない。きちんと歩けていないと腹部は解放されない。など関連しあっているからパッケージになります。

どのように育てるのか?というテクニック論は土作りがあっての話です。

つまり、部分的な治療や肩凝り体操などのセルフケアなどはベース能力の改善・強化があっての話です。

土を耕す取り組みは基礎中の基礎で根幹でもあります。

森田愛子