パーキンソン病の治療

 なぜだかわかりませんが、5月から6月にかけてパーキンソン病の新規治療依頼が非常に多くなっております。
 
 ご存知かもしれませんが、私はパーキンソン病の治療に力を入れております。パーキンソン病は、国が指定している難病の一つであり、徐々に進行していく病気とされております。

 しかしながら、個人的・臨床経験上、症状の進行の100%がパーキンソン病自体からくるものだという事には懐疑的です。

 パーキンソン病以外の要因によって、症状が進行しているようにみえているケースがほとんどです。

 例えば、パーキンソン病以外の要因を解決してあげるだけで症状が回復することが可能になります。

 パーキンソン病で最も危険な発想は、出てくる症状全てをパーキンソン病のせいにしてしまう事であります。

 ある意味これが最も楽な解釈となりますが、現実は100%ではないケースがほとんどです。

 もちろん病気としてはかなり難しい病気であることには違いありませんが、パーキンソン病以外の症状誘発因子を解決することで、結果的に最小限の進行に抑えられ、日常生活でも楽しく生活することが可能であります。

 パーキンソン病の取り組みで最も大切なのは、治療を受ける以外で何をするか?どのように日常生活を送るのか?であります。

 具体的には、食事療法と、体操法ということになります。そしてそれらを導入した生活スタイルを早く定着させることです。

 食事療法と体操法を日常生活に取り入れるだけで、かなり身体は楽になります。

 私が思うに、鍼や整体などの治療を受けなくても、日常生活を変革するだけで身体は変わります。

 東洋医学を取り入れるとは、こういう事であると認識しております。

 情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷