骨盤の独特な動き

最近は女性疾患やホルモン系の治療をすることが多いです、これも時期なんですかね?

女性疾患系の症状や疾患に悩んでいる、特に緊張体質が強く症状が複雑なタイプの女性に多くみられる、気になる動きの癖があります。

その一つに骨盤があります。

通常の動きからは読み取りにくいのですが、仰向けで深呼吸してもらうとすぐに確認できます。

動きを言葉で解説するのは難しいですが、できるだけわかりやすく書きますね。

仰向けで大きく息を吸って、ゆっくりと口からフーッと吐いていきます。全呼気の半分~3分の2くらい吐いたあたりから、骨盤が後転し始めます。イメージとしては恥骨が浮くような動きです。

いっけんなんてことない動きなのですが、どうもこの動き、要修正です。

子宮に何等かの異常がある、また閉経期あたりの女性にもよくみられます。

状態の改善と共に、この動きは縮小または無くなります。逆にこの動きを無くすと状態の改善が早くなることは臨床上確認できています。

この動きの癖は全てに出るわけではないですが、色々な症状等が入り組んでいる場合は特に要チェック・要修正です。

この癖が強い場合は、腹部動作修正で対応しています。

森田愛子