連続更新中!!

 森田敦史です。

 3回連続更新です、だからと言って何だということもありませんが・・・

 今回も単なるつぶやきでしかありません。

 ここのところ、難病患者さんの紹介を戴いております。紹介は少ない事ではありませんが、同業者の先生からのご紹介です。基本的に誰とも交わらずというスタンスでいますが、こういう時は素直に嬉しいというのが本音です。

 この2年くらいは、難病治療だの一般治療だの障碍者治療だの、そういうカテゴリーを自分自身の中から完全に排除しています。それまでは難しい治療をする自分に誇りと驕り(苦笑)を感じて治療していましたし、なぜかちっぽけながらも社会的使命感を強く持っていたのが本当のところです。一歩間違えれば勘違い甚だしい人間です。

 最近は、そんな考えをバッサリ捨ててしまいましたので、極めて身軽です。難病であっても何であってもご縁のあった人の力になれるよう仕事するだけというシンプルな発想に至っています。

 つまり、勝手にプレッシャーを感じるのではなく、ようやっと肩の力を抜いて自然体で治療できるようになってきたという事かもしれません。自然体で治療できると結果的に患者さんが得することはそうなって初めてわかりました。

 出来る事と、出来ない事を明確にし、出来る事をやるだけ。日々の努力で出来ない事を一つでも出来るようにするために精進する。

 こんな簡単な事を今までできなかったと考えると情けない限りです。

 何と言っても、リウマチやクローン病・潰瘍性大腸炎でも1~2年で克服してしまう凄い方もおられる中で、克服までよくもまぁ諦めずに10年以上もの時間を、時間というにはあまりにも長い期間がかかった非常に呑み込みの悪い人間ですから致し方ないのかもしれません。

 但し、昨日の記事で書いたプロセスという視点で考えると、10年以上という長いプロセスの中で相当に色々な経験をしています。おそらく間違いは人一倍やってきましたので、効率よく克服された方よりは酸いも甘いも知っている事は今に活きている利点だと思います。