行動を変える(2)

昨日は、「行動」のお話をしました

今日は、どのようにして「行動」を変えればいいのか?というお話です。

結論から言うと、何となく「行動」しないということが大切になってきます。何となく行動すると、何となくそのときの感情が行動にセットされてしまいます

全ての「行動」で何となく動かないことは難しいかもしれません。

そんな場合は、まず1日のなかで何となく行動しないような行動をとるとよいでしょう。

はじめは、朝・晩から始めるとよいと思います

具体的には、朝起きたときに、布団の人はしっかりとシーツを伸ばして布団をきれいにたたむこと。そして、枕は均等に整えてセットする。ベッドの場合でも掛け布団をしっかりとたたむ。
夜の場合、布団を敷いたときにしっかりとシーツを伸ばす。ベッドの場合は、自分が寝る部分のシーツをしっかりと伸ばす。

こんなところですね

時間にして1~2分で済む話で簡単ですが、これが出来る人とやらない人は、健康に大きな違いが出るようです

これは代表が往診専門で、色々な患者さんの家に訪問した際、治りにくい人の家は万年床が多く、物がかたずけられていない。
逆に回復していく人は、万年床ではなく、家もそれなりに整頓されている、というところからきているようです。

また、朝晩にこれくらいの事が出来ない人は、所詮健康になるなど難しいとも言っていますし、こういったメリハリをしっかりとつける事で身体に強い芯ができるのです。

これが「行動」を変えるという事になります。昨日も言ったように「行動」は「感情」によって決定されます、そして「行動」が変われば「感情」が変わります。こういった「行動」を少しずつでも増やすことで自然と「感情」、つまり心が変わってくるのです

嘘だと思って試してみてください、2~3週間くらいで何かの違いが出てくるかもしれません

情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田愛子