腹部調整法~セルフケア~

 クローン病の患者さんに教えている、とある自己調整法があります。

 腹部の自己調整法です。

 ところで最近、クローン病関連の記事が多いな・・・愛子先生も更新しないし・・・

 自己調整法というからには、自分でできる方法です。

 非常にシンプルなのですが、効果は絶大・・・だと思っています。

 自己調整+自分の体調把握+変化把握

 体軸法では、その人の頚と腹部をみると、その人の動きの癖などが把握できます。頚と腹部には、その人の情報が隠されていると考えています。頚や腹部については、いちいち説明しませんが、血流・免疫・自律神経、そんな観点からみても超重要部分です。

 そんな腹部を調整する方法。

 腹部は、9分割+1とするとわかりやすい。これは患者さんから教えてもらったこと。
 
 9分割とは、昔やった○×ゲームのような感じで・・・

 自分自身で、9エリアを探って硬結(コリ)や著明や圧痛が認められれば、それを消していただきます。やり方は至ってシンプル、1硬結(コリ)・圧痛を消すのは、2~30秒もあれば十分。

 ということは、9エリア全部にあったとしても、180~270秒。

 つまり、3分~4分半。ゆっくりやっても10分で終わります。

 これを毎日やっていただきます。

 個人差はありますが、そのうちに硬かった場所やひどく痛む場所が少なくなり、硬くなくなります。ということで、自分自身の変化を体感できる。

 何よりも痛いところが痛くなくなるのが嬉しい。

 そして、腹部を通しての体調管理にもなる。

 しかも、自分で出来る。(ちょっとコツはいるけど)

 これはクローン病でなくても、ほとんどすべての方に有効です。

 ということでそろそろ出そうかな?

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史