腹部インナーマッスルの鍛え方~マニアック~

骨盤底筋・多裂筋・腹横筋と言ったら、マニアックな方は知っている筋肉。
この筋肉を強化し、身体の中心を強化するという発想があります。

コア、パワーハウスなど色々な言葉が使われています。

これを説明する前として、筋肉には表層筋と深層筋があります。表層筋とはアウターマッスルと言って、主にダイナミックな運動を行い、深層筋とはインナーマッスルと言って、主にダイナミックな運動を滑らかしたり、微妙なバランスを取ったりと色々な部分で重要なところです。

コア・パワーハウスというのは、深層筋的に解釈されるもの。より身体の中心軸が安定し、無用な力みがなく動くためには強化するところというのが一般的解釈。

本題はここからです。

いきなり結論ですが、コアを鍛える為には、それだけのエクササイズをすることは非効率的です。コアを鍛える前段階として、または同時にやっておくと効果が飛躍的にアップする方法があります。このポイントを抑えておくだけでかなり得をします。

それは、コアの強化は、関連筋の緊張緩和を同時に行う必要があるということです。

具体的には、膝窩筋・内外腹斜筋・腹直筋・梨状筋・腰方形筋です。この部分の緊張を緩和させた後で、または同時に、コアエクササイズをすると極めて高い効果が出ます。

別の言い方をすると、コアエクササイズに上記5つの筋肉を緊張させる動きが入っていると、効果が不十分になりますし、動いた後には変な疲れ方がします。

“強化は緩めた後で”というのが整体では基本です。

平成25年9月21日のanima健康スタジオで行うワークショップでは、こんな視点も入れて行います。

 

森田愛子