結果と事実と常識と・・・

 森田敦史です。

 ガン、生活習慣病、その他何らかの不都合を感じる病気になる確率。

 少なくとも人間は生きてから死ぬまで、不都合に感じるほどの病気を患う確率は・・・相当に高い。

 これは事実。

 この事実から見えることが一つある。

 いわゆる普通に、一般的・平均的に社会通念に従って生活していると不都合と感じる病気になる確率が高いということ。

 世の中の常識も大切ですが、その常識がもたらした結果という事実も見る必要があるということです。

 その結果が、あなたの希望に沿うものでないとするならば、あなた自身の基準となる常識を考え直さなければなりません。

 私の場合は、クローン病は治らないという西洋医学の基準、そこからくる治らないという結果を受け入れることを拒否したという経緯があります。

 ちなみに高校生の時に「現代の医学では治りません」という医師の言葉に希望を感じたものです。なぜならば「現代の医学」では治りませんと言われただけであって、じゃあ「古代の医学」であれば治るかもしれない(苦笑)、という安易な発想ができ、そして東洋医学系の道に進んだわけです。

 直接的に役立てたいという基準で何かの情報を判断するときには、単にその情報を入れるのではなく、判断する“基準”を明確にして情報を入れると混乱が少ないと思います。

 あなたが望む結果を体現している人をよく観察し、チャンスがあればその人の基準となる常識を聴いてみるのが良いと思います。