盲点です。

 代表の森田です。

 動きには盲点があります。

 人は、右手を出すと、ほとんどの方は意識は自然と右手にいきます。

 しかし、最も大切な事の一つに、右手が動いているときに右手以外の身体の部分がどのような動きをしているか?ということがあります。

 身体の歪みは、この盲点から始まると言っても過言ではありません。

 自分の身体を知ることは大切だと、日々言っていますが、具体的に言うと、右手を出した時の右手以外の状況を知る、ということです。

 右手を出している時は当たり前のように右手が動いているのは認識できます。しかし、右手が動いている時に右手以外がどんな状況になっているのか?これを認識できる人は多くはありません。

 昨日のセントラルウォーキングでは、そんなところも体感していただきました。

 終了後は、参加者全員の身体の歪みチェックもしました。ただ、歩いただけなのに、骨盤や肩・肩甲骨の歪みなどはスッキリ解消していました。

 自分で歩きを変えるだけで歪みが消えてしまう世界。治療家が見たら少々驚くかもしれない事実ですね。

 しかも難しい事は言いません。

 昨日は「骨盤、肩、運ぶ」これしか言っていません。これだけで歪みが取れてしまうから人間の身体は面白いのです。

 骨盤・肩・運ぶ、の意味を感じたい方、自分で歩くだけで歪みを治したい方は次回、6月頃になりますが是非ご参加ください。

 後は、この場を借りて、全3回全てに参加されている方へ。

「あなた方の歩きは、既にかなり成熟されています。身体で歩きを体得し始めていると昨日感じました。私の予想以上のセンスです。

 後は、よりクリアな感覚と、それでいいんだという自信を持つ事です。私も見ていて嬉しい限りです。」

 セントラルウォーキングは、6回一区切りを考えています。6回参加された方には、私と愛子先生からちょっとしたプレゼントがあるかもしれません。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史