無意識的な癖

 森田敦史です。

 無意識的な動きの癖を顕在化する事の意義は大きいです。

 自分でも気づいていない無意識的な動きの癖(原因)を知る事によって、知らない事からくる無用の恐怖を緩和することが出来ます。

 自分でも気づいていない無意識的な癖ですので、ある意味、日常生活で思い当たる節がないというのもうなずけます。なぜならば、無意識化で当たり前のようにしているために思い当てる事が出来ないからです。

 ということは、そういった身体の不都合を助長させるような無意識的な動きの癖を修正しない段階で、我流の筋力トレーニングやジョギングなどを始めると動きの癖を中心に動いてしまうために、時としてそれ自体が身体の不都合を助長させる原因にもなりえます。

 私は手法を問わずトレーニングや身体作りにはインストラクターをつけた方がいいと思っていますが、その理由がこれに当たります。

 動くには、それなりの動くルールがあります。

 その動くルールとは、意外に窮屈なものです。我流になってしまうと気持ちよくという気分が判断基準になりやすいですので要注意ということです。