時間という概念

 森田敦史です。

 健康体を作るという視点において時間という概念をどう考えるべきか?

 健康体を作るには、身体構造を変えるだけでは不十分で、変わった身体構造を認識する脳の認識まで変える必要がある。

 であるならば、健康体獲得にはどうしたって時間が必要。*痛み対処は別です。

 時間が掛かるというのはネガティブなことではなく、ただ時間が掛かるということ事実だけが存在する。

 刺激を入力し、入力された刺激を認識し、その意味を解釈する、それを繰り返し体験し、寝かす(熟成)、忘れた頃に体得する、そんな作業には時間がつきもの。

 それを面倒くさいとみるか、面白いとみるかは、その人の心。

 ちなみに私はそれが面白くて仕方がありません。成熟した大人の体育にはそんなゆとりが必要です。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史