放置と進化と変化

 放っておくという行為。

 何かに集中して取り組んでいる事をあるところまできたら放っておく。

 しばらく放っておいて、他の事に集中していると放っておいたものが進化した形に変化し、目の前に現れてくる。

 最近は塾の影響で、注意について色々と考えていました。考えていたというよりも多角的な方向から注意を理解していただくためのネタ作りと言ってもいいかと思います。

 体軸法指導塾で今やっている注意という考え方。この考え方を理解できると痛みや不調の正体が脳的・身体的にわかり、わかれば不安はなくなり、もっと言うと痛みや不調を自分でコントロールできるようになります。

 思えば、10年前、いつ終わるかわからない痛みと苦しみにもだえていたところから、這い出した経験がまさかこんな形で人に伝わるとは、思ってもみなかったので時の流れとご縁の不思議を感じます。

 結局、痛みに関してはの今現在の結論は「痛いのは・・・痛いから・・・」ふざけた結論ですが、この意味が知りたい方は指導塾にお越しください。

 偉大な先達の言葉
「痛みを克服する秘訣は、気にしないこと」
「痛みなど、そもそも存在しない」
「痛みとは、あなたの潜在意識下の○●である」

 このようないっけん暴論に聞こえることを、今に残っているのには意味がある!ということで自身の体験の照らし合わせて検証してきて良かったと思います。

 これが注意という考え方で、割とサラリと解説できます。

 話を戻しますが、この注意を考えている間、体軸法の身体論は放置。放置していたら、わかりやすい説明方法が降りてきた。

 色々な要素をいつも言っていますが、一言で言えば“体勢”。

 この“体勢”をどうするか?またまた“体勢”の定義とは?

 身体って深いです。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史