息を殺して生きている現代人の増加!そのリスクとは――。

こんにちは、森田愛子です。

秋といえば、ブライダルシーズンですね。

ドレスアップした淑女たちで賑わう一方で、着付師Iさんから聞いた、ほんとにあった怖い話をお伝えしたいと思います。

 

ある日、Iさんがお客様の着付けをしているときのこと。ラクに着物を着ていただくよう、お客様の呼吸に合わせて紐を締めようとしたそのとき、

「あれ、息してない……」

驚いて、もう一度お客様の呼吸を確認すると、

そこには着物姿の幽霊が……。

というのは嘘ですが、息が止まりそうなくらい呼吸が浅いお客様だったそうです。近年、「この人、本当に生きてるの?」と心配になるくらい呼吸が乱れている女性が多いとのこと。私も、同意見です。「とりあえず死なない程度に息を吸えてればOK」と思っている方は要注意!

確かに深い呼吸ができなくても、私たちは生きていくことができます。しかし、この浅い呼吸が続くとどうなるでしょうか?その仕組みを簡単にお教えします。

①呼吸の通り道が歪む(わかりやすく言えば、背中を使えなくなる)

②背骨が緊張状態になり、呼吸にとって重要な横隔膜が使えなくなり、肩で呼吸したり、胸の表面で呼吸するようになる。

③筋肉が硬くなり、関節も動きが悪く、血液、リンパ、体液の循環、内臓の働きも悪くなる

④体だけではなく、精神的にも余裕がなくなってくる。

➄その結果、免疫が下がり、風邪や病気、アレルギーを患いやすいカラダへ

このように、浅い呼吸はあなたの心やカラダの健康状態に大きな影を落していくのです。どんなにドレスアップしても、健康でなければ勿体ないですよね。存在を消すかのごとく息をひそめて生きている現代人は、ある意味、幽霊よりも怖い存在かもしれません。

しかし、解決策もシンプルです。呼吸と動き、このたったふたつを見直すだけ。特別な事をしなくても健康なカラダを取りもどせます。

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