哲学を感じる

 森田敦史です。

 このブログを観てくださっている方の中には、哲学的なものを感じる方もいらっしゃるようです。

 哲学などと恐れ多いことでありますが、このブログが何かを考えるきっかけなってくれていること、そういった声はとてもうれしいです。

 このブログでは、いつも自分自身の動きの変革、体験の積み重ねという話をすることが多いです。

 その中で、やはり人間というものは弱い生き物であり、意志をもった日々の積み重ねができないところが難しいという指摘もいただきます。確かにその考えを理解することができます。やればいいのはわかっているが、なかなかできない・・・本来はほんの少しずつの努力でいいのですが・・・

 そういった関連で、かなり前に「先生は積み重ねのできない人は見捨てるのですね、世の中は先生のような強い人間ばかりではありません」とはっきり言われたこともあります。これは痛烈に心に響いた言葉でした。

 しかし、あえて言いたいのは、私は決して強い人間ではないということです。難病を自力で克服した、という話だけが先行していくことには苦悩もあります。ジョギングを始めても3日坊主にもなれない2日で止めたり、やろうと思ってできなかった事も多々あります。厳しく怒られればへこみますし、つらい事からは逃げたいと思うこともよくあります。

 「オレは強い人間で、できない人の気持ちはわからない」ということでは全くありません。できないと言う人の気持ちはよくわかっているつもりです。

 よくわかります。

 よくわかりますが・・・

 健康になりたい。

 であるならば・・・

 であるならば・・・

 まず一歩踏み出して欲しい。

 私が出来ることは、もしあなたがやろうと思ったときに、それに対しての方法を提供することです。提供するために、バックアップするために日々準備と精進を重ねるだけです。