前回からの続き

熱くなってしまうと書くのが止まらなくなってしまう・・・

まぁ、いいか・・・

自転車は、瞬間で乗れるようになる、乗るという感性を体得したからで、筋肉量・筋力・柔軟性がUPしたから出来るようになったわけではないという話が前回ですね。

さて、今回は自転車に乗れた!しかし、自転車に安定して乗れるようになるためにはその後も続けて自転車に乗り続けないとマスターはできませんよね?

一生乗り続けないといけないわけではなく、ある一定期間を集中して乗ってしまえば、後は乗らなくなって期間が経っても基本的にはすぐに思い出して乗れます

痛くない身体を作るのも、ある一定期間の継続が必要です。その期間である程度、動きへの感性を磨き続けるのです。

そうして初めて、一皮むけた状態で安定できるのです

この段階に至れると、何もしなくなっても早々痛くなる事など無くなってきます。身体が痛まない身体と動きを体得しているからです。

何もしないでも健康でいるためには、動きに対しての感性の成熟化があって初めて成り立つことです。自然治癒力も動きが成熟してればいるほど大きく働いてくれます。

ちなみに感性ではなく、筋肉量・筋力・柔軟性にこだわり過ぎてしまい、その人の感性では制御できないレベルまでに筋肉量・筋力・柔軟性がUPしてしますと、発揮できる力が大きい分、また可動範囲が広がり過ぎてしまう分、大けがをしやすくなってしまうのです
ヨガや治療に参加されている方であればお分かりだと思います、私のセッションでは自分の身体に対しての最高の集中・意識を求めます

それは動きを通して身体の感性を鍛えているからです

効果の差は、集中力の差かもしれません。治りたい一心で自分の身体に集中することができている場合、非常に良い効果が出ます!

これが一生懸命やると結果が出るという事なのかもしれません。

一生懸命できるかは、その人の決意の強さに比例するでしょう。結果が出ている方は等しく、決意が平均より強く、集中力も平均よりありますね。

そういう意味で私は「どうなりたいのか?」を常に問いかけるのです・・・

情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田愛子