健康は正否ではなく・・・~健康の定義~

 先日、じゃあ健康とは何?というコメントをいただきましたのでお答えさせていただきます。

 その前に確認戴きたいことを下に記します。

◆ここで示す健康とはあくまで、私の、体軸法での健康という定義です。

◆文字上での説明は、誤解が生まれやすい事をご理解のうえ、何かの参考にしてください。

◆健康という定義は、人それぞれで、その人が確信を持てる、その人なりの健康の定義が重要であり、健康の定義に十全はないということをご理解ください。

 さて、私の思う健康とは「心身の馴染む力と戻る力」が十分に機能している状態、としています。

 当然、体軸法では健康というものを、そのように定義していますので、実際に治療やヨガでやることは、心身のなじむ力と戻る力を訓練・育成することをモットーにしております。
 
 体軸法でよく言う、感覚・感性の強化とは正に、心身のなじむ力と戻る力を強化しているということです。

 これは私自身の難病克服体験、難病の患者さんの治療、実に様々な方を観察・検証してきた結果に行きついた結論です。

 この定義は、講習会(治療やヨガでもお伝えしているかな?)でお金を戴いてお伝えしているので公平性の観点から、これ以上は言えないのが心苦しいですが、講習会では、なぜそういった定義に至るのか?という、その定義まで行きついた根拠も解説しております。まず、理解できない方はいませんので筋は通っているものだと思っています。

 このように一応の定義が明確にあるからこそ、治療やヨガで、そこを目指せますし、患者さん・生徒さん自身もそれを目指すことができると考えています。

 何度もいいますが大切なのは、それが正しいとか、間違っているとか、ではなく、目指すところを明確に持っているか?というところです。

 これ以上、詳しく知りたい場合は、治療やヨガ、講習会に参加していただければ、いつでもお答えしますので、興味のある方はお気軽にどうぞ。

 説明不足かもしれませんが、よろしくお願い致します。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史