健康になるための作法

森田敦史です。

作法から健康を考えてみます。

色々な事に作法というものはつきものです。

身体に関しても、身体に負担を掛けずに、軽く楽になるための作法というものがあります。健康のための作法とでも言いますか、言い換えれば不調にならないための作法でもあります。

立ち方・座り方・歩き方・各部分の動かし方など身体の使い方です。

身体の法則性に従って身体をうまく使いこなす作法を知っているならば、身体を痛める確率は低くなります。ところが、そういった作法を不幸にして修得していない場合、その度合いが強ければ強いほどに負担の掛けない自然動作を失調してしまう訳ですから身体を痛める確率は高くなります。

私達が、この作法を絶対条件としている理由の一つは、例えば治療を受けて改善したとしても、身体を痛めるような使い方ばかりしていては根本的な解決には至らないと感じているからです。

心と身体を整えるためには、そうなるような健康のための作法の修得が必要です。

作法で心をコントロールし、作法で身体を作ります。作法が乱れれば心も落ち着きを無くし、身体のバランスも崩れます。

作法は、心と身体を調整する術であり、同時に心と身体の状態を把握する基準ともなります。

現代社会の中で失われた身体のリズムを、作法を修得する事を通して取戻すということになり、それが身体を育てなおすという事にもなります。

私達が動きを体操法・健康法という呼び方をせずに動作法(動法)と呼ぶ理由がここにあります。

その作法に面白みを感じた方達が、塾に来たり、テーマ別のセミナーに来たり、ヨガに来たり、個別に講習を受けたりしています。