何をするかよりもどのようにするか?

世の中には実に多くの健康法や体操法、ヨガなどが存在します

そして一応にそれぞれに結果を出して楽になっている人が存在します。

どれが良いとか?どれがいまいちとかそういった視点は場合によってはナンセンスです。

というのも、例えば腕をまっすぐに挙げる、という動き。

その動きには実に多くの意味があります。どの意味を意識するのかによって反応は変わります。

例えば、

  1.  背中を意識しながらまっすぐ挙げる。
  2.  足元を意識しながらまっすぐ挙げる。
  3.  肩甲骨を意識しながらまっすぐ挙げる。
  4.  何も意識しないてまっすぐ挙げる。

まっすぐ挙げる、というたった一つの動きですが、その動きに際する意識は無限にあります

そして、その部分に意識を向けるのかによって身体の反応はガラリと変わります

そういった意味でいうと、どのような動き=真っ直ぐに挙げる、というところは対して意味はありません。

それよりも、どのように意識してあげるか=背中など、が大切になってきます。

私がレッスンする際には、意識を最重要視しています

今日のお話は、インストラクターやセラピストには必読かもしれません

身体を読む力(観察力・認識力・誘導力)ですね。

ちなみにヨガや治療を受けるのもそう・・・それ自体を受けるという事よりも、何の為に受けるのか?という目的意識の方が大切ですね。

生きるのもそう・・・生きるという事よりも何の為に生きるのか?の方が大切。

何でも意識する方向に向かう、という事になりますね

情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田愛子