不動心は要らない

「不動心は要らない」

 読んで字のごとくで解釈する場合、そう思っている森田敦史です。

 私ごときには無理です。

 不可能です。

 何よりも面白くありません。

 動いた心の有り様をただ認識する自分が居ればOK。(感性:事実認識力)

 それが心に踊らされないヒントかも?

 動くというのは、動く前があり、動いたならば動く前の位置さえわかっていればOK。

 動く前の位置を見失うほどの動く事がなくなればOK。

 それが程の良さ。

 レッスンの時に、元の位置に戻るというのはそんな世界観を形として表現したもの。

 今度は、その“元”という考え。(感覚)

 その“元”が不安定な世界なのか?安定する世界なのか?

 その“元”という感覚を強くする作業。

 強くすればするほどに、心の動くスケールも大きくできるようになる。

 感情豊かに、感情いっぱいに生きると言う事と、健康に生きるということを結びつけると、“元”(感覚)と、“元”を認識する力(感性)が必要だと考える次第です。

 そういう意味では、心を豊かにするということは、自分の立ち位置をしっかりする事と繋がるような気がします。