鑑定でのこだわり

今日は立て続けに0学鑑定がありました。

いつも鑑定するたびに思うことは、鑑定はクライアントとの共同作業であり、またそうでなければならないということです。

これは、解決志向カウンセリングにも同じことが言えます。

よくある占い・・・イメージしてみてください。

割と、ダーッと一方的に言う事を言っておしまい、という鑑定が多いです。

私は鑑定するときには、0学の性質やバイオリズムと実際のクライアントが思っていること、行動していることのギャップを探し出します。

そのギャップを埋める、再確認することが実際の作業になります。時にはギャップを埋めない判断を支持する場合もあります。

0学は透視やリーディングとは全く違いますので、クライアントから提供された情報が生命線です。

自らの意志で変わっていただくには、クライアント参加は鉄則です。

私にはクライアントの人生を代わりに生きることができませんし、またそれをすべきでもないと考えています。一方的な物言いによる決めつけは非常に危険な側面を持っています。

そして、答えをあらかじめ用意しません。必要な情報を全て準備して鑑定に臨みますが最も重視するのは直接のやり取りの中から答えや方向性を導き出していきます。

共同作業では予想外の結論になることも多々あります。鑑定の度に発見や気付きも当然変わってきます。だから面白いのです。

答えはクライアント自身が持っており、私が決めるものでもなく、その場、その空間が勝負なのです。鑑定は“生もの”ですので・・・

また、もう一つこだわるところと言えば、座り位置。ほとんどの占い師はクライアントの正面に向かい、鑑定しています。

私はこの正面鑑定にはどちらかというと否定的です。クライアントを支配したい、威圧したい、言うことを聞かせたい、私の方が上、という立場を出したいのであれば正面もいいでしょうが・・・

これは、私の治療の師匠の一人から伝えられたことですが、正面で向き合うと“対立”という現象が起きてしまうのです。

“対立”は力関係の世界になってしまうため、自分の方が優位であるという力技になってしまいます。

私には支配欲はありませんし、私の言う事を聞いてくれないと困る等とは思っていません。

そのため、私の鑑定を受けた方はおわかりのように、私は正面鑑定という占いの鉄則を破っています。

このように、鑑定する際には細かく考えています。自己中心的な私が、なぜか鑑定になると自然にこれらの配慮ができてしまいます(苦笑)。

もっともっと鑑定を受けた方の魅力を引き出せるように、これからもアタックNo1ですね

情報提供:森田敦史