久々の連載で、体軸法における“呼吸”の考え方の基本をお話してきました。
体軸法における“呼吸”は、“呼吸法”ではなく、あなた自身のあなたにしかない“呼吸”を見つけることです。
健康と密接に関わっているのは“呼吸法”ではなく“呼吸”です。色々な呼吸法をマスターできたとしても“呼吸”をマスターしなければ・・・ということです。
そもそも“呼吸法”は“呼吸”をマスターするためにあるのかも・・・
これはヨガの勉強をしていた私が代表から学んだことです
代表は一時、呼吸法を懸命に頑張っていたことがあったそうです、確かに深いリラックスやニュートラルな精神状態などを感じていたそうですが、どうしてもその事と日常の呼吸が結びつかなかったそうです。
そんな自問自答のなかで、動きと呼吸の切り離せない連結の存在に気付いたようです。
“呼吸”と“動き”をある法則の基で、一体化させる。これがヨーガの世界の一端ではないかとも最近思っています。
一方では“禅”という表現をすることもできます
代表は日常の有り様に命をかけていますので、ある意味“禅人”ということになるのかもしれません
呼吸については、今までちょいちょいレッスンや治療の時に言っていますが、来年は、“あなたのベストな呼吸の見つけ方”を公開する予定です。このワークは非常に面白いのですが、超繊細なんです。
なかなかお伝えすることの難しさに悩んでいたのですが、最近代表が、わかりやすくお伝えする方法の骨格を完成させましたので、来年中での公開を予定しています。
体軸的呼吸には色々な要素があり、ユニークな視点から呼吸を解説することになります。ちなみに体軸的呼吸は思想的背景は一切ありません。単純に身体のシステムを考えて開発されたものです。
これによって今まで言ってきた“動きの癖”“力み”などのテーマと全てが結びついて、間違いなく体軸法は大きな進化を遂げると確信しています
「エリア3呼吸」
「呼吸のニュートラルポジション」
「呼吸の生理的欲求」
マニアックな方は興味をそそられるでしょう?(笑)
来年にご期待ください。もちろん今でもレッスンや治療で聞いてくれればいつでもお答えします
情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田愛子