身体を動かすには、身体で動く!
当たり前の事ですよね?
今、頭で身体を動かしている人が多いですね、専門家もそうです。ここの筋肉が働いて、ここが伸びている、などなど・・・
動きを頭でしか理解できていないようでは、いつまで経っても動きを体得することはできません
体軸法を、身体の動きを最も体得しているのは、何を隠そう私のヨガの生徒さん。長い方では5年以上、参加し続けている方もいます。
もちろん専門家ではありませんが、身体の動きの質、動きに対しての感性、捉え方などは、そこらへんの専門家以上ですね
身体の動きを頭で理解しようとする方は、なかなか理解できません。そもそも理解するというレベルの話ではないのかもしれません。
大切なのは、身体全体で動きを感じ取る感性です。
レッスンに定期的に参加されている方は、まず例外なく、参加しているだけで身体の感性が変わってきます
意味などわからなくても、身体で感じることで体得してしまっているのです。
体得できる人は
・意味がわからなくても、とにかく参加し続ける人。
・センスがよく、身体で感じ取れるという感覚がわかる人。
前にも言いましたが、筋肉・筋力・柔軟性と違って感性とは、衰えることはありません。
筋肉・筋力・柔軟性は、何もしなくなると衰えます。これは感性を伴っていない手法だからです。
例えば、毎日100回腹筋をしていると腰痛が起きない、少し腹筋をさぼると腰痛が出てくる、という話。これは全く動きの感性なしに、単に人間を物とみているだけです。だからやめるとまた出てくる。
そもそも腰痛を起こさないようなポジションや動きの感性さえ、身につけてしまえば、毎日腹筋を100回などやる必要は全くありません
本来、人間は1日30分も1時間もケアする時間など作らなくても、健康でいられるのです。これが自然体ということです。
情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田愛子