行動を変える

代表の脳ミソを解剖してみる第2弾です。

あなたの日々の行動は何によって決定されていますか?

もっと言うと、あなたのその時の立ち居振る舞い・話し方・表情・物の取り方・歩き方などです。

これらは「行動」です、「行動」は言い換えれば「動作」、つまり「動き」ということにもなります。

つまり「行動パターン」は「動きの癖」と言い換えることができます。

この「行動の仕方」はその時の感情によって決定されることが非常に多いのです。

・イライラすると焦ったような「行動」になりますね。
・落ち込んでいるときは下を向きやすいですね。
・うれしいときは「笑顔」になりますね。
・痛いときは眉間にしわが寄りやすいですね。

これらは、すべて「行動」です。それもある感情によって引き起こされる「行動」です。

・イライラという感情。
・落ち込むという感情。
・うれしいという感情。
・痛みがいやだという感情。

「行動」は「感情」に左右されます。

その「感情」によって「行動」がパターン化されると、今度はその「感情」がなくても、その「行動」を取ってしまうことで「感情」が引き起こされることになってしまいます。

痛いと眉間にしわが寄る、痛くなくても眉間にしわが寄っていると痛くなってしまう、ということです。

これが不調思考の典型的な例です。

もちろん逆もあります。うれしいと笑顔になる、笑顔になればうれしくなる。このパターンもありえることです。

このように人間は誰でも、無意識的に「行動」に「感情」をセットした生活を送っています。

本当の意味で変わりたければ、日常の「行動」すべてをもう一度見直してみる必要があります。

この作業をすると、おそらく心も身体も確実に変わると思います。

つまり「行動」「動作」に「感情」をセットしないということになります。「動作の癖」が不調を呼びます。動作の癖は「感情」に影響を受けます。

  1. 「感情」が変われば「動作」が変わります。
  2. 「動作」が変われば「感情」が変わります。
  3. 「感情」と「動作」を同時に変える作業をすると早く心身が変わります。

1が最も難しい、2が最も簡単、3は最も早い。

特に難病の患者さんは3が最も良いそうです。

さて、それでは「行動」を変えるとは、具体的に何をどうすればいいのでしょうか?

それは次回にします。

情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田愛子