ゆとりのない労働は、最も大切な事を気づかせてくれ、
ゆとりのない勉強は、最も大切な事を忘れてしまう。
借金返済のために働いていた時期が1年ほどありました。本当に借金のためだけ、お金のためだけに条件の良い職場に、内容や自分のやりたいことなど全くこだわらず、ただお金のために働いた時期。この1年間で仕事というものへの心構えの真髄を得た気がする。
また、治療においても、自分の能力を超えた患者さんやスリリングな状況での生のやり取り、全くもってゆとりなどない経験は、何かを生み出す源泉になる。どうにかしようと考える。でもこれはエネルギーを大きく消費しますので時限的が良い。
でも長期的に見ると、ゆとりのない勉強は、深みがない。勉強には遊びとゆとりが命だと考える者の信念。ある時期を超えたら、勉強にも遊びとゆとりが必要なのではないか?と思う。というよりもそうじゃないと勉強したくならない・・・そんな人間がやるのですから体軸法指導塾はゆとり満載の塾です。
ところで、体軸法指導塾は早いクラスで8カ月目に・・・皆さん精力的に勉強されております。素晴らしい!!
8カ月目からいよいよ“3つの土台”に入ります。
つまり、足元・骨盤・肩周り。
簡単な言葉ですが、言うほどに簡単ではありません。
健康体を得るためのプロセスを、足元・骨盤+肩周り=丹田に帰る。と考える次第です。
3つの土台が終わると、いよいよ1年目の仕上げです。
1年などあっという間ですね。
森田敦史