ふざけた日記のような記事で終えるのは、ちょっと・・・と思いましたので、もう一つ更新しておきます(苦笑)
先日愛子先生からある話を受けました、これは愛子先生が患者さんから言われたことらしいのですが、とてもよいところを突いた事だったので紹介したいと思います。
その患者さんは、日本の有数のゴッドハンドと呼ばれるような治療師の先生のところで通っていたらしいのです。ただ、少し高齢のようで・・・
「私はこの先生が居なくなったらどうなるんだろう?」という疑問が・・・
この疑問は本質を突いています。
私自身、ゴッドハンドと呼ばれる先生の治療を受けていた患者さんを何人も診てきていますが、状態は・・・ひどいの一言。
以前にもブログでお話したように、治療技術の卓越した治療師は、一歩間違えると、治した人の数だけ将来の病気を生んでいるのです。
それは自力でケアするということを教えないで、安易に治療技術を使って患者さんを一時、楽にさせてしまうのです。
どれだけ優秀な先生の治療を受けても、骨盤の動かし方一つできないのではお話にもなりません。
私が診ている患者さんも例外ではなく、優秀な治療師の治療を受けている一方で自分でケアするということを全くしてこなかったのです。
そのツケは絶対にいつか回ってきます。
このことは私も愛子先生も痛感しているので、自分で出来ることは自分でやる、基本は自力でのケア、ということをいつも言っています。
愛子先生にそういった患者さんは、とっても良い着眼点を持っています。いくら治療の腕が優秀な先生の治療を受けても、結局は自分である程度はケアしないと、その先生と縁が切れたときに大変な事になるのです。
私達は、そういった事を強く感じていますので、ヨガ・体軸法、首の解放プログラムなど自分で出来る方法と自力の重要性を提案しているわけです。
やっと情報提供らしく・・・
渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田敦史