どうしたら日々の生活を楽に送れるのか?どうしたら明日に疲れを残さずに生活できるのか?
体軸理論では、こんなところを深く追求しています。そのために動きの癖や力みをどうするか?というところです。
これは代表自身の体験が大きく関係しています。
代表は、13歳・14歳・20歳・21歳で、身体を徹底的に壊しています。わかりやすく言えば胃腸と関節の難病で、全身の関節が腫れあがってしまい、必要な栄養も吸収できない状態になってしまう難病です
都合4回、こんな状況を体験しています
普通の人であれば、小学校・中学校・高校・大学・大人と、成長を続け、そこで得た体力を基に社会生活を送ります。
つまり、ある程度はベースがあるので、多少無理をしても可能な身体になっているのです。実はこれが後々身体を壊す大きな要因になります。
ところが代表の場合は、成長期に4回も、ほぼ身体がボロボロに、いわゆる「骨皮筋衛門」という状態になっています。
普通の人が疲れないようなことでも、すぐに疲れて身体がおかしくなってしまいます。体力トレーニングをすれば良いというのが一般的ですが、栄養吸収能力が低下しているため、トレーニングができない身体でした
そんな状況下でも生きていかなければなりませんし、仕事もしなければならない、つまり社会生活を送らなければなりません。
そんな中で、代表は、どうしたら疲れなくて済むのか、どうしたら朝から晩まで働けるのかを考えました、体力が人の1/3以下ですので、同じような動き方をしていてはあっという間にバテてしまうのです。
そこでやったのは、徹底的に日常での無駄な動きを修正し、合理を追求して、無駄な力を一切使わないということを徹底したそうです
少しでも無駄な動きがあるとあっという間に疲れてしまう、ギリギリまで追い込まれていた状況での、取り組みでした
この取り組みの中で、疲れない動き、疲れない動きとは○○と○○の力みがほとんどない状態、疲れない思考・発想、疲れない呼吸、などを体得したそうです。
この体得したもの、それが体軸理論の根本理論ですね。
これを体得してからは、少しずつ体力が回復し、それどころが軸の取れた動きと身体、強靭な精神力を得たようです
代表は今でも、体力はようや人並み、でも身体の使い方や感情コントロールは人5倍だ、だから結果的に疲労は普通の人の半分以下だと言います。
だから今では年中無休・1日13時間ノンストップで働き続けても疲れない、翌日に残さない、痛みも不調もないのです。
生きるために作られた理論ですが、最近では身体能力の向上など色々なところで有効であることもわかってきています。
このように究極の状態で必要に迫られて、生み出されたものですので、体軸理論は通常で考える以上に深いものだと思います
また、そんな経験をしているせいか外見の割に肝っ玉の据わりが半端じゃないのですので、私の患者さんでも0学鑑定等で会った方は、そんな印象を受ける方が多いようです。
究極の選択から生まれたものですので、まったく飾りがなく、一切の無駄もなく、その分、身体の中心に作用するのだと思っています
今現在は、その体得したものを一つひとつ形にする作業を続けています。
今あなたが受けている治療やヨガは、その考えを取り入れています。身体の中心に効いていくという感覚がよくわかると思います。その根拠にこういう背景にあるのです。
そんな代表ですが昨日、突然「コラコラコラコラコラ・・・」と意味不明な声を発していると思ったら、パソコンにコーヒーをたくさんこぼしてしまい、パソコンがだめに・・・さすがに落ちていました(笑)
情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田愛子