森田敦史です。
心と身体が一つであるならば、
心が常に一定でないように、身体も変化変動するものです。
その変化変動に適応し、適応しながらも安定的に身体を構成していく力も必要です。
5年前に成功した方法が今も成功するとは限りません。
5年前は湿布で済んでいた身体の疲れも、現在では足りないかもしれません。
人生も身体も常に変化変動します。これは当たり前の普遍の法則です。
常に変化変動する自他の環境に適応し、構成していく。
若いうちは強引でいいかもしれませんが、年を重ねていけば強引なやり方に身体はついてきてくれません。
大人の身体作りとは、適応し、構成していく力を養うことです。
いつまで経っても、力づくでしか考えられないなど大人のすることではありません。
適応すること、構成していく力を放棄したときに、本当の意味で退化が始まります。
体軸法では、適応していくことを感性とし、構成する力を感覚と捉えて身体をつくっていきます。