治療家の技は量か?質か?~専門家向け~

 治療技術は、量か?質か?

 量⇒様々な事柄に対応できる引き出しがないとダメ。また、腰痛でも様々な角度からアプローチできた方が、その人に合わせやすい。など色々なメリットがあります。

 質⇒いくら技術の量を持っていても、一つひとつの完成度がないとダメ。たくさん学ぶよりも根幹を深く極めるべき、という理屈。

 う~ん。どちらも一理ある、一理あるけれど、どちらも不十分だと思ってしまいます。

 なぜか?

 だって単純に技術の量も質もどちらもある方がよくないですか?

 以前、似たような事がありました。

 能書き言って治せない治療家と、能書きなくて治せる治療家。あなたはどちらを選ぶ?

 どちらも必要でしょう?

 能書き言えて、治せる治療家。

 要は、治療家は常にニュートラルポジションから患者さんを冷静に治療すべき存在、その治療家がどちらかに偏っては・・・ということ。

 これはあくまで私の考えです。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史