ヨガに長く通っている方でも身体を傷めることがあります。特に原因ははっきりしなくても、痛みに襲われることが・・・
ここで言う痛み。
何にもケアしていない人の痛みも、頑張っている人の痛みも、痛みは痛みですが・・・その意味はまったく違います
人間は、そもそも不意な出来事が起きる生き物です。何も原因がなくても痛みが出ることもあります。
そんなもんです。
そんなとき、頑張ってヨガでケアしている方ほど、ショックは大きいようです。「何で!!ケアしているのに!」
しかし、何で!!という気持ちは、それだけのものを積み重ねてきたから出てくる感情であり、事実としてそれだけのものを積み重ねてきているのです
そうでなければ、そのような気持ちにはなりにくいはずです。
私の考えでは、ここが一つの分かれ道であり、試されているときだと思います。痛みに対しての不安や心配・恐怖が勝つか?自分の積み重ねてきたものを信じるか?
積み重ねてきた方を選択すると、それは信念になります。痛めた・積み重ねを信じ、治る。という体験を4~5回繰り返せば痛みに支配されない心身に近づきます
そうなると本当の意味で、身体に対しての信頼感を得ることができ、痛みや不調がほとんど起こらない、おきてもすぐに治まる身体を手に入れることができます
「痛みが起きたって大丈夫よ」「痛いけどそれが何か?」というように心身に余裕ができるんですね。痛みにフォーカスしなくなるのです。
痛みに過剰な感情を入れさえしなければ、必ず抜けていきます。(怪我とか外傷は別ですよ)
つまり、その痛みは良いところまで来ているということです
何もケアしていない人の緊張した動きと感情の積み重ねによる“痛い”とは次元が全く違うということです。自信を持っていいんですよ
積み重ねてきたものは強い!のです。
情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子