既に・・・

治療をするとき、ある刺激をするとき、その刺激を与える前に“既に通っている”という意識を使います。

これから刺激を通すのではなく、既に通っているのです。

これから通すと考えてやる治療と、既に通っているという意識でやる治療は天と地の差が出ます。

刺激をする前に、既に終わっているということです。

こういう意識が治療家には必要だと思います。

もちろん身体を動かす時もそうです。考えながら動かすとぎこちない動きになりやすいですが、既に動きのプロセスから完成までをイメージングして動くとスムーズにいきやすくなります。

ポイントは、既に事を始める前に終わっているということです。

これ秘訣の一つです。

ところで明日は休みです。

渋谷に行かないように、仕事をしないように頑張りたいと思います。

森田愛子