Aiko先生はどんな整体をするの?どういう治療ですか?
よく聞かれることです。
一言で言えば、
「体を丸ごと一つとして見て、全体のバランスを整える」
という事をします。
そのために、色々な整体の技術を使うわけです。
私のスタイルは細かいところまで治療することはあまりしません。
というのは、全体のバランスを整えると、細かいところはそのうちに整ってくるからです。
理想的な構造を常にイメージしながら、そこに近づけるように治療していきます。
多くの場合、3~5回で体は整います。
しかし、体は整っても動きや姿勢の癖までは整いません。
つまり、止まった状態の構造を整えるのは簡単。
しかし、人間は動く生き物です。
動きを正しくするのは、難しいのです。
動きは、生まれてから今まで培ってきた、無意識下の癖です。
体の歪みやバランスの低下、不調・痛みは、それが根本原因です。
例えば、なぜ体に悪い姿勢を取るのか?負担の掛かる動きをするのか?という問題。
その姿勢を取るか取らないか、負担が掛かる動きをするかどうかはあなたの意識次第といったところです。
いくら整体でよくしても、その人が自分自身の動きや姿勢に意識を向けない限り、必ず同じ状態が生まれます。
私が治療だけをしていた頃、むなしくなるのは、いくら整えてもまた同じ状態で戻ってくるということです。
これでは進歩はありません。(儲かりますが・・・)
進歩がないどころか、これを繰り返していると段々治療しても効果が出にくい体になります、つまり人間はその間にも年齢を重ね退化していくからです。
自分の動きや姿勢の癖に気づくことなく、年数を重ねると後々大変なんです。治療を受ける、というのは基本的には一時的な対処に過ぎないということを認識することが大切です。
それよりも、ヨガのように自力で動き、自力で動きや姿勢の癖に気づく方がはるかに大切な事だと思います、だから今ヨガをメインにしています。
最終的には自分で気づけるかどうか?健康は人からもらうものではなく、自分自身で作るものだと・・・
代表森田もよく言います。
「名治療家であればあるほど、その腕ゆえに治してしまい、患者さん自身に気づいてもらうというきっかけを失わせてしまい、将来の大病を生む原因になりえる、だから治療をするということはとてつもない責任感が生じる」
彼は、そういったある種、いくところまでいってしまった患者さんを専門に治療しているから言えるのでしょう。
「自分自身と真剣に向き合う」、
厳しくもあり当たり前の事のような気がします。
私がいつも言うことの背景には、こんな思いがあったわけです。
情報提供:渋谷の小さなヨガ・整体サロン”Office K-Raku”