私は投資はしませんが、投資におけるリスクマネジメントに損切りなるものがあるそうです
代表も投資はしませんが、運営資金のマネジメントや会計・経理のために、投資を勉強したそうです。
損切りはある一定以上損をしないように撤退するラインを明確にするですが、そんなに簡単なものではありません。損切りをさせない大きな要素が「感情」だそうです。
もう少し待ってみよう、上がるかも・・・
私は昨年、ヨガの先生向けにイベントを企画しました
滅多に日本に来ない先生でしたので、もちろんたくさんの人が参加してくれるものだと思っていました。
その時に企画段階で代表と計画を練る際に、「損切り」ラインを明確にしました。
つまり、●月●日までに●●名の申込がなければ、機械的にその企画は打ち切り!というように・・・
企画自体かなり工夫や告知をして、当初の申込が私の予想通り定員をはるかに超える申込がありました
これで開催できるねと思っていた矢先、
次々とキャンセルの連絡が!!!!
一気に定員を割れてしまったのです。
その時点では開催まで、まだ数ヶ月あり、これから頑張れば可能性は大いにある段階でした。
しかし、そこでたちはだかったのが「損切り」ライン。
うっ
私としては、もう少し頑張ればもっと集まるかもしれないし、またこういった企画は直前の申込を多い、まだ努力できるのではないか?と思いました。
ところが、代表は「はい!終了~」・・・あっさりと・・・
代表いわく「これは事前に決めた事、つまりルール、今までやるべきことはやった、これ以上やることはなく、これ以上はもがくことになる、さらには直前になって企画中止の連絡を参加希望の方にするのは、大きな迷惑が掛かる、いろんな人に迷惑が掛かるんだよ、数ヶ月前のこの時点が撤退のベストな選択だと思う。とにかく参加希望の方には本当に申し訳ない旨を一人ひとり電話しよう」
正直、渋谷で活動を始めて、初めての敗北でした
しかし、多くのものを得ることも出来ました。それは運営者として厳しい決断をしなければならないときがあり、その時の感情の処理が非常に大切だということです。
表情には出しませんでしたが、くやしかったですね、同じくらい代表もくやしかったのでしょう。
この経験で私は私の仕事があり、渋谷に、今来てくれているあなたに集中すべきだという想いが強くなりました。
これは強烈に私の腹がすわった出来事でした。
多くの人に迷惑をかける「損切り」という非常な決断、同時にまず企画するときには「損切り」をしないように綿密に計画を立てるという事も体感しました。
月並みですが、失敗は誰にでもあるもので、ようはその失敗をどう活かすのか?が大切なのですね。
おかげさまで渋谷鍼灸理学治療室は、治療に、ヨガに参加される方が着実に増えてきており、基礎をコツコツ作っています。
今後も、デーンと腹を据えてやっていきますね
情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田愛子