世の中に秩序があるように、身体にも守るべき秩序が存在します。
私は自由にのびのびと・・・というスタイルではなく、それは段階であって、まずは徹底した型の修得こそが健康体構築への近道であると信じて疑いません。
私達が使っている動法の中で、その〝型”の特徴が顕著で出ている一つが「肩関節調整法」という動法です。この動法は頚や肩凝り等の治療でも中核となる動きです。
これは肩だけではなく、頚・腹・肘・肩甲骨の緊張までアプローチできます。また、感覚的変化も大きな動法ですので、治療でもほとんどの場合で使っています。
一つの動きですがバカにするなかれで、一つの動きという大きな枠の中で13個の動きが含まれています。
今月の塾では、この肩関節調整という一つの動きの中の、13個の動きの学習を通して〝型”の意味を見直したいと考えています。
一つの動きを一つと捉えると失敗しやすく、一つの動きの中の動きを丁寧にすると、良い結果をもたらします。
不調になると不調の動きをするのが人間ですが、その大きな解決に向けたヒントが肩関節調整法で言えば1と考えるか?13と考えるか?の違いです。
1には無くて、13にはあるものは・・・?
ということで、5月は一つの動きを徹底解剖しよう!
お楽しみに!!
森田愛子