森田敦史です。
「先生はどこか痛めたときは、何をするんですか?」
つい先日患者さんからの質問。答えは、
「何もしません」
たま~に寝違えますが、全く左右に向けない痛みでも半日もすれば8割なくなり、翌朝には完全復調しています。
人間とは便利な生き物で、中心作りをしっかりとやっていれば、例え痛めたとしても早期に戻ります。
つまり、不調の人がマッサージを受けた、その時は気持ちよかったがすぐに辛い状態に戻った。という理屈の逆です。
中心が出来ている人間が痛めた、その時は痛かったがすぐに戻った。
戻るところが違うというだけの話です。
不調の強い方が治療を受けても戻りが早いように、健康人が痛めても健康への戻りが早いのです。
ようは戻るところをどこに見出し、どのように強化すべきなのか?ということが体軸法の特徴の一つになります。
渋谷に来ていただいている生徒さんにも、そんな体験をした方の声を多くもらっています。
ちなみにこの中心という概念。
いわゆる中心とは少し違いますので、また別の機会に・・・