こんにちは、渋谷鍼灸理学の森田敦史です。
本日、明日と愛子先生は群馬県へ出張治療に出掛けています。
ということで、今日は愛子先生に代わってブログを更新したいと思います。(もしかしたら明日も)
今日は、私達が人間の身体(からだ)を考えるときに使う以外なものをご紹介したいと思います。それは・・・
けん玉!
なぜけん玉?
あなたは昔けん玉をやったことがありますか?最近はどうですか?
実はこのけん玉、身体の動きを理解するためにとても大切な事を教えてくれます。
けん玉はご存知のように、持つところと、紐と、赤い玉がありますね。
あなたは、剣先に赤い玉を入れるためにどうしますか?
まず1つ目は、持つところを持ちながら、赤い玉を動かして入れますね。
実はご存知のようにけん玉は、もう一つ入れ方があります。
それは赤い玉の方を持って、本来持つ方を動かして入れるという入れ方。
これは身体の動きを考えるときにとても大切な視点です。例えば、立位体前屈という動き。
これは、上体を動かして前屈することが一般的です。
しかし、もう一つ動かし方があるのです。
それは、骨盤(腰骨)を後ろに引くこと、そうすると頭が自然と下がってその重みで勝手に前屈が始まります。
前屈に関しては、後者の方が合理的で腰に負担を掛けません。
これはヨガの生徒さんはわかると思います。
つまり、けん玉の持ち手と動き、前屈でも上体を使うか骨盤を使うか、などです。
けん玉は、視点を変えることにとても役に立ちます。
人間は、ある事をやるときに、ある方法でしかできないと思いがちですがそんなことはありません。
視点を変えて、違う方向性からやることでも同じことができるということが実に多くあります。
以前、ブログで愛子先生が書いた、視点を変える、ということに繋がります。
開かないと思っていた股関節、それは脚を使って開こうとするから・・・
脚という視点を外し、視点を変えることで股関節は一瞬で開く角度が変わります。
こんな実験も治療やヨガでやってみると面白いかもしれませんね。
情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田敦史