小規模の特性

 小規模ながらの良さってあると思いませんか?

 ヨガや治療でも・・・

 業界で言うと、大手と個人ということになりますか。

 大手と個人には、決定的に役割が違います。どちらが良い悪いではなく、単に役割が違うだけです。

 ヨガで例えると、大手ヨガと個人ヨガ、それぞれに特性、役割があります。参加されるときは、この事をよく考える必要があります。

 まず大手は安心感が大きい、レッスンスケジュールやインストラクターの数、場所、収容人数、予約システムが明確、などの安心感があります。

 それに比べて、私達のような超小規模は、レッスン数が少ない、インストラクターも一人、場所もわかりづらい、予約電話に出られないことも・・・私達の今の課題です。

 でも、それでも、なぜそんな個人のレッスンに参加するのでしょうか?

 大手に比べると、個人には、ある特性があります。それは大手にはないマニアックな、コアな内容。広く浅く、というよりは狭く深く、といったところでしょうか?

 体軸法(ヨガ)は、健康になりたい・もっと軽く楽になりたい人!限定です。そして、狭い空間ということもあり、教える側との距離感が近い。

 教えている内容も、かなりマニアックな内容とよく言われます。でも来ている人にとっては当たり前なのですが・・・

 役割の違いとは、大手は広く普及させるという役割、小規模はマニアックでそれを望む方限定に提供する、という違い。

 小規模の中にも、特性が分かれます。つまり、それぞれが提唱する事が違うのです。

 だから、本来は小規模にはライバルはいないはず。

 私達には、ライバルなどいません。目の前にヨガスタジオを作られても、同じ敷地内に治療院を出されても、何ら影響がありません。

 むしろ互いにリスペクトしながら共に進化・成長していければいいと思っています。

 体軸法(ヨガや治療)に通われている方には、大手にはない小規模ながらの良さ、他のヨガや治療院にはない、それぞれが何かの魅力を感じて選んできてくれているのだと思っています。

 だから、これからもある意味、マニアックさを追求しながらも少しずつ輪を広げていきたいですね。

 情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史