たった今、NHKで、衝撃的な事実が・・・
幼稚園児?に野球ボールほどの大きさをボールを投げさせたところ、腕だけで投げてしまう子が80%、身体全体を使って投げることができた子供は・・・
たったの3%
これは本当に恐ろしい現実ですね、私も代表も、子供だけではなく成人でも動きの退化を感じ、警鐘を鳴らす立場ですが、このようにデータとして出てしまうとショックですね。
例えば、腕だけで投げるような動きしか身につけていないと、身体に掛かる負担が大きくなり、怪我をしやすくなります。
今の世の中には治療を提供するところ、つまり病院・治療院・整体院などは多くあります。確かに負担が大きくなり、怪我をした部分を治すことも大切ですが、そもそもそんな投げ方をするところから教育をしないと話になりません
今はまだいいです。でもこれから、動きが退化した子供はどんどん大人になっていくのです。ある人が言っていましたが、このままいくと日本人は50歳で寝たきりになってしまう、といういっけん暴論に聞こえる意見ですがうなずけてしまいます。
治療も結構ですが、治療が必要にならないようにする事もしないと・・・
治療家は治療をしないと食べていけないから宣伝をして痛み等の動きの結果を対処することだけを仕事として、耳の痛いこと・本当の事は言わない。そんな治療師ばかりが目立ちます。
私や代表は、そんな治療スタイルに昔から疑問を感じ、そしてそれをしている自分にやるせなさを覚えた時期があります。
そして、試行錯誤を重ねながら今の、身体の教育重視の治療院(塾)を作り、体軸法と大人の体育を掲げ、治療もヨガも感覚・感性訓練であり、身体の教育であると言うようになったのです。
くどいようですが、痛みや不調、姿勢、コリ、関節負担、歪みなどは全て動きの積み重ねの“結果”にしか過ぎません。みるべきところは現象(結果)や形ではなく“動き”なんです
健康に生きるには、動きを変えることは絶対必須条件です。
動きの変革ができるところがなかなかないんです。もっと増えてこないと、と思ってしまいます。
これから間違いなく“感覚・感性の向上”を必要とする方がもっと増えてきます。私自身、おかげさまで今はなかなか予約が取れる状態ではなくなりつつあります。私のところに来てくれ、必要としてくれる事には感謝しつつも、浮かれている暇などありません。
私一人の力など微力です。同じ志を持った仲間の必要性を強く感じます。だから講習会をやって広げてくれる仲間を増やしているのです。
しかし、3%しかいないのか~やっぱりというか・・・ショックだな~
情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子