最近の代表の口癖は
「物事の選択に良い悪いはない、意味が変わるだけ。大切なのは本人が望む意味と、その選択が持つ意味が一致すること、一致しないから悩む」
何を意味している言葉かと言うと、
例えば、ダイエットしたい。ダイエットには食事コントロールが不可欠ですね。そこでの選択肢は2つ。
- 食事コントロールをする。
- 食事コントロールをしない。
これに正解はありません
大切なのは、選択した事のメリット・デメリットを冷静に考えることです
1を選択した場合は、ダイエットという目標を達成できる可能性が高くなります、その反面、努力をしなければなりませんので、多少の辛さは伴います。
2を選択した場合は、好きな食事を摂れるので、満足できます。その反面、ダイエットが成功できる可能性は低くなります。
物事を選択するときは、少なくともメリット・デメリットを把握したうえで選択することが大切です。
代表は「何を選択するのは自由、でもその選択によって生じた結果の責任を取るのはあなた自身」と言います。
望む意味と、選択した事がもつ意味とはこのことです。
今日の、高橋選手のスケートもそうですね。
・4回転を飛ばないとメダルは取れる確率は高いが、金メダルは取れない確率が高い。
・4回転を飛ぶと、金メダルの確率が高くなるが、失敗するとメダル自体取れない確率が高い。
これに良い悪いはないでしょう?
本人が決める問題で、後は、そのメリット・デメリットを認識する。そして選択した行動については自分で責任を取る!
幸いにして今日のスケートは、失敗したけれどメダルが取れましたが・・・
何が正しいではなくて、何を選択したら、あなたは言い訳せずに納得できるのか?と言ったところでしょうか?
ちなみに先日の首の解放マスターの話もそうですね。この生徒さんはとにかく地道に続けると決めました。地道に続けることは大変だったと思います。でも続けることで結果を出しました
首の解放をやらないのも自由です、でもやらない事が持つ意味も同時に考えましょうね、ということです。それで納得していればそれでいいのです
単純な話でした。
情報提供:体軸法研究会 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子