森田敦史です。
「自分で機能回復に取り組んでから、自分の障害がいかに重いかがわかった」という障害を持った患者さんの言葉。
この患者さんは、コツコツと努力をし、驚くべきほどに回復している患者さん。そんな人間からこの言葉が出てくる。
取り組まなければわからないこともあります。
不自由を本当に感じるのは、不自由を自由にしようと努力しているから。
やらなければ、わからないということ。
間違っても、取り組まない人・諦めている人には言えない言葉です。
そして、その患者さんは日々の取組みの中で愚痴は言いません。意志が強いからではありません、その理由は。
「やってもしょうがないよ」という言葉。
この言葉を口にしてしまったら、全てが崩れることをわかっているからです。
口に出してしまうと全てが終わってしまうこともあるということです。
そんな自分の弱さを知っているから、口に出さない。意地かもしれません。
そんな意地を、応援したくなります。
あなたが望む限り、一生付き合いますよ。