こんにちは、森田敦史です。
私の友人に、治療師であるのに老人施設で勤務している友人がいます。詳しい事はよくわからないのですが・・・
素晴らしいことじゃないですか!
治療師という狭い枠を飛び出して、そういった分野に入っていく。おそらく相当な勇気は要ったと思いますが、感銘を受けました。
知り合いに開業して繁盛しているなんて話はよく聞きますが、そんな話よりも100倍、心に響きました。
治療師は、治療だけではなく本当に色々な仕事ができる可能性を秘めています。
そろそろ治療師は、治療という分野それ自体を広げる時期にきていると思います。それには“治療”という概念を変革する必要があります。
というのも、治療という行為を単に“人に術を施す”存在から、もっと違う次元に設定する人が増えた方が良いということです。
私の場合は、自分の身体を作るのは、治療師でも医師でもない、自分自身。という信念のもとに活動しています。
同じ事を言う治療師もいることはいるのですが、なかなか本格的なアクションを取る方は少ないのが現状です。
治療師だからできること、言えること、そんな事があると思っているのですが・・・
治療とは何か?
医療従事者とは何か?
医の道に生きるとは何か?
私は、治療とは人が主体的に健康を獲得できるように導くこと。そして心身の感覚・感性を主体的に進化していくことをサポートする、そのきっかけを提供する。
そんなように思っています。
表現方法は違えども、野口整体の故野口晴哉先生と同じ考えです。足元の小指にも及びませんが・・・
情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史