先日、半身不随の患者さんの宣言。
発症後、1年半経過し、麻痺側の足裏の感覚はゼロ、自分で動かすこともできない。これ以上の回復は不可能という宣告も受ける。そんな状態で治療をスタート。
2~3カ月で指先に感覚が出現、6カ月で足全体に感覚が出現しているような気がして、2年近く経った最近、確実に足裏の感覚が明らかな事を確信した、と宣言。もちろん機能も飛躍的に回復。
嬉しいことです。
体軸法的に言えば、骨盤後方スライド(立位)とスクウェアモーション(四角形)だけ・・・なんで?あの動きで?と思う方もいるかもしれませんが、麻痺の方にも当てはまるのです。
体軸法は元々、こういった患者さんとの治療の中のやり取りから厳選され、研ぎ澄まされて生まれたものです。一つひとつの動きには、大きな意味と魂が込められています(ちょっと大げさですが・・・)
だから、自信と確信を持ってお伝えできることなのですが・・・
難病や障害者治療はある種、隔絶された空間の中での治療、そんな限定された手法が指導塾や講習会、ヨガクラスの中で多くの方に伝わっていることを考えると、理解をしてくれる生徒さんや患者さんに感謝です。
情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田敦史