力みと動きと感覚

 健康の条件に、動きの癖と力みがあることはいつも言っていますね。

 動きの癖の再教育をするには力みを抜くことが最も大切な基礎になります。ですのでヨガレッスンでは、力みを抜くことを大切にしています。

さらに力みを抜いた状態で、身体に正しい動きを再教育していきます。力んだ状態で正しい動きをしても実はあまり意味がありません。力みを抜いた状態で動きの癖を再教育していくことが大切です。

 そういうわけで、レッスンでは、力みを抜くことが最も重視し、動きは力みのない動きを再教育しながらも中心軸が作れるような動きを、より中心軸に戻りやすくなる動きをしています。

 動きの癖と力みは、それぞれが関係し合っていて、別々に修正するのではなく、同時にしていくことが大切です。

 そして、力みのない動きの感覚と、身体が整った感覚(身体の位置感覚)を保存してもらうことも併せて重要なことになります。

 この保存作業を続けていくと、身体意識は飛躍的に高まり、身体が根本から変わっていきます。

 情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田愛子