先日、2日間にわたり、群馬県まで出張治療に行ってきました。
10数名の方を治療してきましたが、いつも渋谷にいますので、たまには遠出も良いものですね
出張治療でもそうだったように、たくさんの治療を経験していると、実に様々な痛みがあります。
腰が痛い、首が痛い、膝が痛い、肩が痛い・・・等々
痛みが出る場所は様々ですが、背景は一緒です。
痛みというのは、あまり重要なことではありません。
問題なのは、その背景にあるものです。
それは、「動きの癖」と「力み」ですね。
ヨガ(体軸法)クラスでは、特に症状や不調によってその内容を変えることはしません。
症状や不調に対して、内容を変えると本質を見失うからです。
いつでも「動きの癖」と「力み」を対象にしています。
「動きの癖」と「力み」にアプローチすると歪みや筋肉の異常(コリ)は発生しなくなります。
歪みやコリが発生しなくなると、痛みなどの症状もおのずと消えてくるという理屈です。
痛みは、感覚であり主観です。形にすることができません
同じ痛みでも、感じる人によって、そんなに痛くない・すごい痛い、と表現方法が異なります
どこまでが、軽い痛みで、どこからが強い痛みなのか?これはそれぞれの人間が自分で決めるものなのです、つまり曖昧なものですね。
痛みを感じる感性には、人それぞれ違いがあり、往々にしてその人の価値観や物事の捉え方が関係してきます
そのような曖昧なもの治療師が目を向けすぎると全くトンチンカンな結果になってしまう恐れがあります。
ましてや心因性の痛みの場合、心の問題を解決方向に導かない限り、永遠に痛みを作り出しますので、痛みに付き合っていると永遠に追いかけっこになってしまいますので注意が必要です。
ですので、身体をみるときには、症状や不調ではなく、目指すべき一つの身体のデザインと対処法を持つ必要があります。
私がお伝えするヨガ(体軸法)は、どんな痛みや不調で来られても、やり方を変えることはいたしません。
大は小を兼ねる!ですね。
ちなみにヨガ(体軸法)での解決では時間が掛かる場合は治療をおすすめしますが・・・
情報提供:K-Raku Style Yoga 渋谷 体軸法 森田愛子